
2. SH7710 ご使用時のソフトウェア仕様
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【設定方法】
(i) [Trace mode]ページの[AUD function]グループボックス中の、[Channel A]チェックボック
ス、[Channel B]チェックボックスにチェックをつけることによって、各チャネルを有効
にしてください。
(ii) [Window trace]ページを開き、各チャネルに設定するバスサイクルとメモリ範囲、バスの
種類を指定してください。
図 2.3 [Window trace]ページ
【留意事項】
1. [L-bus]、[I-bus]ラジオボタンを選択すると、それぞれ以下のバスサイクルをトレース取得
します。
・L-bus: CPU によって発生したバスサイクルを取得します。キャッシュにヒットして
いる場合も含みます。
・I-bus: CPU、DMA によって発生したバスサイクルを取得します。キャッシュにヒッ
トしている場合は取得しません。
また、I-bus によるアドレス情報は 28bit ですので最上位 4bit 分は”*”で表示します。こ
のため、[Trace]ウィンドウ内のソース表示はできません。
X/Y-RAM へのアクセスについて、P0 空間からアクセスした場合は、I-bus 経由となり、
P2 空間からアクセスした場合は、L-bus 経由となります。
また、キャッシュフィルサイクルは、I-bus 経由となります。
2. X/Y-bus 選択時のアドレス指定方法
X/Y-bus へのアクセスが同時に発生した場合、X/Y-bus へのアクセスを両方ともトレース
取得するためには、A チャネルに X-bus 条件、B チャネルに Y-bus 条件を設定してくだ
さい。
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